今年の東京マラソンに出場する市民ランナーの方が、足底の痛みで来院されました。
7回目の申し込みで、やっと当選したということで、トレーニングも熱が入っていたようです。
30km走をやった後に、右足底部に違和感があったらしく、案の定、翌朝土踏まずから踵にかけて痛みが出たという事でした。
足底筋膜炎は、ランニングなどによってふくらはぎやすねの筋肉が硬くなり、足首の柔軟性が失われて足底部の筋肉が硬くなることによって発症します。
まずは体の歪みをチェックし、バランスを調整しました。
体軸を支えるインナーマッスルから大腿部、下腿部の各筋肉や関節の柔軟性を高めていきました。
特に足首の関節が硬くなっていましたので、入念に可動域を広げていきました。
最終的には、足底や甲の筋肉をオイルを使って入念にマッサージしていきます。
術後の検査では、来院時にあった足底部の違和感が消えて、痛みを感じなくなっていました。
1週間トレーニングは休んでいただき、1週間後に再施術をすることになりました。
大会を前に焦る気持ちは理解できますが、痛みがあっては、出場することさえ不可能になりかねませんし、レース中に痛みが出ないようにすることが重要です。
『こんな時は余計なことはしないで、しっかりケアして、しっかり休養することです。日頃のトレーニングでちゃんと走れますから』と、アドバイスしました。
市民ランナーの皆さん!
どうか、違和感の小さいうちに、浦和整心整体院にご来院ください。
スポーツ障害まで進んでしまうと、回復にも時間がかかります。
早目の手立てで、しっかりトレーニングできる状態をキープしましょう。